慢性腎臓病に伴う貧血はいくつかの要因によって引き起こされますが、主な原因はエリスロポエチン(EPO)の減少です。
EPOは腎臓から分泌され、骨髄に働きかけて赤血球の産生を促すホルモンです。
従来の治療では、減少したEPOを注射で外から補う方法しかありませんでした。しかも、かなり貧血が進んでから(例えば、ヘマトクリット値が20~25%を下回ってからなど)、治療を開始することが多い傾向がありました。
しかしながら、IRIS ステージ2(クレアチニンが1.6~2.8)の猫において、Ht値が1%低下するごとに、慢性腎臓病の進行のリスクが10%上昇するといわれています。
そのため、腎臓に機能的なEPO産生細胞(REP細胞)が十分に残存している早期の段階で治療を開始することが非常に重要になります。
その点、新しく発売になったバレンジンは、ご家族が自宅で投与しやすい簡便な経口懸濁液で、重度の貧血に進行する前から治療を行うことができ、慢性腎臓病の進行を遅らせることができます。
プレマ動物ナチュラルクリニックでは、バレンジンによる猫ちゃんの慢性腎臓病における貧血の治療を行っております。
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